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コントロール

- Control -

　おもに空港と空港を結ぶ「航空路」上を飛行している航空機に対して航空路管制（「エンルート管制」「管制区管制」と呼ばれることもあります。）を行う業務機関のコールサインで、おもに次の業務を行います。

• 飛行中の指示
  　航空路上を飛行する航空機の高度や位置を常にレーダー監視しながら、お互いの航空機が適切な間隔を保つように、速度調整や進路を指示したり、航空機のパイロットからの高度変更（上昇、降下）などの要求を承認したりします。

　国内航空路上を飛行する航空機は、すべてレーダーによる管制が行われているため、高度変更等の要求は、直接「コントロール」を呼び出し、要求を行うことができます。

　一方、海外へ飛行する航空機は、現在のところレーダーによる管制が実用化されていないため、直接、「コントロール」を呼び出し、高度変更等の要求を行うことはできないことになっています。そのため、航空機からの「位 置通報」をもとに管制を行っています。この「位置通報」も直接「コントロール」へ報告せず、後述する「レディオ (Radio)」という業務機関が中継して伝達されるようになっています。

　なお「コントロール」のことを「センター」と呼ぶこともあります。
　（海外では、センターと呼ぶことが多いようです。）

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